2021年04月23日

AVERAGEA / 文字列を含んだ平均値 / Excel / 関数

今日は、Excel の関数 AVERAGEA で、平均値を求めてみます。

AVERAGE ではないですよ!

AVERAGEA
そう、最後に"A"が付いてるのです。

紛らわしいので要注意!

これは、数字だけでなく文字は"0"、
理論値 TRUEは"1"、FALSEは"0"として平均値を計算する関数です。

では、さっそくやってみよ!

こんな、10が10個のデータがあります。
分かりやすいですねー。。。
AVERAGEとABERAGEAの結果はどちらも"10"同じです。

WS000000.JPG

一応、AVERAGEAの式の中身を確認すると、
"=AVERAGEA(D3:D12)" となっています。
WS000001.JPG

文字が入った場合
では、次はNo10のデータが"A"になりました。
すると、AVERAGEとAVERAGEAで結果が異なりましたね!
WS000002.JPG
AVERAGEでは文字列は対象外なので、
AVERAGE=90/9
              =10
となります。

それに対し、
AVERAGEAでは文字列は"0"とみなされ、計算対象になるので、
AVERAGEA=90/10
                =9
となります。

次は、理論値 TRUTH の場合

WS000003.JPG

VERAGEでは文字列は対象外なので、
AVERAGE=90/9
              =10
となります。
それに対し、
AVERAGEAでは理論値 TRUTHは"1"とみなされ、計算対象になるので、
AVERAGEA=91/10
                =9.1
となります。

次は、理論値 FALSE の場合
WS000004.JPG

VERAGEでは文字列は対象外なので、
AVERAGE=90/9
              =10
となります。
それに対し、
AVERAGEAでは理論値 FALSEは"0"とみなされ、計算対象になるので、
AVERAGEA=90/10
                =9
となります。

という関数です。
で、使い道は。。。あまり、浮かんでこない。。。

では、今日はこのへんで!




ラベル:AVERAGEA 平均値
posted by haku1569 at 20:53| Excel関数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする