みなさんこんにちわー!
INDIRECT関数と組み合わせることでドロップダウンリストで絞り込みを行うことが出来ます。
では、早速実演といきましょう!
まず、下の様なテーブルがあります。
食品の名前が並んでいますが、
“分類”に応じて、“飲み物” “パン” のテーブルが出来ています。
まずこれらを、データの入力規制のリストとして扱うので、リスト(テーブル)の名前を設定します。
まず、左端の “分類” のテーブルを選択して、左上の選択範囲が表示された窓に「分類」と入力して「Enter」します。
次に真ん中の “飲み物” のテーブルは「飲み物」
右端の “パン” のテーブルは「パン」と命名します。
で、別の絞り込みを実施するページに下の様な表を作って、
分類の列を選択したら、「データ」で「データの入力規制」を選択します。
で、“入力値の種類” を「リスト」、“元の値” に「=分類」と入力して「OK」します。
すると、、、
分類の列の空白セルを選択すると右側に矢印が現れてクリックすると分類名(“飲み物”、 “パン”)が選択できるようになります。
いわゆる、これが、ドロップダウンリストっちゅーやつです。
で、こっからが、キモです。
今度は同じようにデータの入力規制でドロップダウンリストを作成し品名を選択するようにするのですが、
その時に、リストの元の値(“=テーブルの範囲名”)を左側のセルの分類名を使用してしまおうっていうわけです。
つまり、分類名に応じてドロップダウンリストに表示するテーブルの範囲名を変えてしまうということです。
では、品名の入力範囲を選択して、
「データ」で「データの入力規制」を選択します。
で、“入力値の種類” を「リスト」、“元の値” に「=INDIRECT(B5)」と入力します。
この関数は数式や関数の中の文字列を参照するセルのテキストデータを代入させることが出来ます。
つまり、“INDIRECT(B5)” は隣のB列にドロップダウンリストから表示された分類名が代入され
元の値が “=飲み物” や “=パン” になったりします。
実際にやってみると
分類に “飲み物” を選択すると
品名のドロップダウンリストは “飲み物” のテーブルが表示されます
次に分類に “パン” を選択すると
品名のドロップダウンリストは “パン” のテーブルが表示されます。
と、いうことで、データの入力規制のドロップダウンリストで絞り込みができました。
今回は、分類別のテーブルを手入力で作成していきましたが、
分類と品名が混在する一覧表(マスター)からピボットテーブルを使用して分類名毎のテーブルを作成したのが
こちらになります。
ラベル:データの入力規制